「柴田勝家」の刀とは?わかりやすい解説とクイズ問題

「柴田勝家」の刀について、わかりやすく解説をのせてるよ。解説を読んだあとには、どの程度理解できたかチェックするために4択クイズと穴埋めクイズに挑戦してみよう♪
柴田勝家が所有した刀であるにっかり青江は、南北朝時代に備中国の青江派で作られた大脇差(大脇差:脇差の中でも大振りで、1尺8寸(約54.5cm)~2尺(約60.6cm)未満のもの)です。
にっかり青江の名前の由来となる逸話は、その最初の所有者である武士、中島修理太夫(諸説あり)が夜道を歩いている際の出来事からきています。
ある夜、中島修理太夫が歩いていると、若い女が赤子を抱き、にっかりと笑いながら近づいてきました。
その異様な様子に警戒した中島修理太夫は、躊躇うことなくその場で女を斬ったとされています。
翌朝、現場に戻ってみると、実際には女や赤子の姿はどこにもなく、代わりに石灯籠が真っ二つに斬られているのを発見しました。
この出来事がにっかり青江の名前の由来となり、その切れ味の鋭さとともに伝説として語り継がれることとなりました。
柴田勝家がこの刀を所有した後、柴田家が賤ヶ岳の戦いで敗れ、柴田勝敏が丹羽長秀に捕らえられた際、刀は丹羽家の手に渡りました。
その後、丹羽長秀から豊臣秀吉へ、そして秀吉から豊臣秀頼を経て、京極家に伝えられました。
柴田勝家の刀クイズ問題
【4択クイズ問題】
Q
柴田勝家が所有した大脇差の刀は何でしょうか?

柴田勝家の刀は、柴田勝敏が丹羽長秀に捕らえられた際、丹羽家の手に渡りました。
- A. 宗三左文字
- B. にっかり青江
- C. 水神切兼光
- D. 三日月宗近
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正解はB. にっかり青江
【穴埋めクイズ問題】
柴田勝家が所有していた( ① )は、南北朝時代に備中国の青江派で作られた( ② )です。この刀の名前の由来は、最初の所有者であるとされている中島修理太夫が、夜道で若い女と赤子の幽霊を斬った逸話に由来します。賤ヶ岳の戦いで柴田家が敗れた後、柴田勝敏が丹羽長秀に捕らえられ、刀は丹羽長秀、豊臣秀吉を経て豊臣秀頼、そして( ③ )家へと伝わりました。
( )のことばを答えてみよう!
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①にっかり青江
②大脇差
③京極
柴田勝家の歴史クイズ(索引)
[…] 柴田勝家 […]