「足利義満」の貿易とは？わかりやすい解説とクイズ問題
「足利義満」の貿易について、わかりやすく解説をのせてるよ。解説を読んだあとには、どの程度理解できたかチェックするために4択クイズと穴埋めクイズに挑戦してみよう♪
足利義満が始めた「勘合貿易」は、勘合という証書が貿易に必要だったので勘合貿易と呼ばれ、室町時代の日本と明の間で行われた公式な貿易です。
この貿易は1401年に始まり、1549年まで続きました。
勘合貿易の特徴は、日本と明の間で交換される商品が豪華で、日本は刀、槍、扇、硫黄などを輸出し、明からは銅貨、絹、美術品などを輸入しました。
これは明の気前の良さや豊かさを日本に示すために、日本の輸出品よりも高価なものを渡していたことにより、室町幕府は莫大な利益を上げ、国内経済も潤いました。
足利義満は、この貿易を通じて明の皇帝から「日本国王」と呼ばれることを受け入れ、皇帝との間に君臣（主君と臣下）の関係を結ぶことで貿易を行いました。
勘合貿易は勘合という証書を持つことが条件であり、この証書は双方の紙に捺印と署名を行うことで、入国時に本物か偽物かを照合するために使用されました。
足利義満の貿易クイズ問題
【4択クイズ問題】
Q
足利義満が明と行った貿易で必要だったものは何でしょうか？
貿易の際、ある証書が必要で、証書の双方の紙に捺印と署名を行います。入国時に本物か照合するために使用されました。
- A. 勘合
- B. 印鑑
- C. 切符
- D. 金
正解はA.勘合
【穴埋めクイズ問題】
足利義満が始めた（ ① ）貿易は、室町時代の日本と（ ② ）の間で行われた公式な貿易です。この貿易は1401年から1549年まで続きました。義満は、日本からは刀、槍、扇、硫黄などを輸出し、（ ② ）からは銅貨、絹、美術品などを輸入しました。この交換は（ ② ）の皇帝が日本の使節に高価な返礼品を与える形で行われ、（ ③ ）に大きな利益をもたらしました。（ ① ）貿易は、入国時に本物か偽物かを照合するために使用される（ ① ）という証書が必要であり、その制度に基づいて行われました。
（ ）のことばを答えてみよう！
①勘合
②明
③室町幕府
足利義満の歴史クイズ（索引）
