「雪舟」とねずみとは?わかりやすい解説とクイズ問題
「雪舟」とねずみについて、わかりやすく解説をのせてるよ。解説を読んだあとには、どの程度理解できたかチェックするために4択クイズと穴埋めクイズに挑戦してみよう♪
雪舟は、室町時代において水墨画の分野で大きな功績を残した画家です。
その生涯や作品についての興味深いエピソードが数多く伝えられていますが、中でも「涙でねずみを描いた」という話は特に有名です。
この逸話は、雪舟がまだ幼い頃、禅僧として修行していた時のものです。
宝福寺の住職によって絵の描き過ぎを理由に柱に縛られた雪舟は、動けない状態で涙を足の親指につけて床にねずみを描きました。
後に住職がそれを見て、最初は本物のねずみだと思い追い払おうとしますが、実際には雪舟が描いたものだったというのです。
実際に涙でねずみを描いたという部分は、事実というよりも作り話であると広く考えられています。
実際の雪舟の技術が如何に優れていたとしても、涙を使って足の指で動き回るほどリアルなねずみを描くことは不可能に近いでしょう。
ですが、雪舟の画力がとても高かったため、このような逸話がたくさんの人々に広まり、雪舟の名は一般にも知られるようになり、画才を象徴する逸話として親しまれることとなりました。
雪舟とねずみクイズ問題
【4択クイズ問題】
Q
雪舟はどのような方法でねずみを描いたとされるでしょうか?
この逸話では、雪舟は柱に縛られた状態だったので、限られた手段を用いてねずみを描きました。
- A. 涙を使って足の親指で描いた
- B. 水墨を使用して描いた
- C. 炭を使って描いた
- D. 木の枝を使って描いた
正解はA.涙を使って足の親指で描いた
【穴埋めクイズ問題】
雪舟は室町時代に活躍した水墨画を専門とした画家で、その技術や逸話によって広く知られています。特に有名な話は、雪舟が幼い頃に禅僧として修行していた時に起きた出来事です。( ① )の住職に絵を描きすぎるとして柱に縛られた雪舟は、動けない状態で( ② )を足の親指につけて床に( ③ )を描いたとされます。この逸話は実際には作り話である可能性が高いですが、雪舟の技術の高さを象徴するものとして広く親しまれています。
( )のことばを答えてみよう!
①宝福寺
②涙
③ねずみ
雪舟の歴史クイズ(索引)
- 「雪舟」は何をした人?
- 「雪舟」の年表(生涯)
- 「雪舟」はどんな人物?
- 「雪舟」の水墨画
- 「雪舟」とねずみ→今ココ
- 「雪舟」の死因
- 「雪舟」のエピソード
- 「雪舟」の本名
- 「雪舟」の国宝