「豊臣秀吉」の指は6本?わかりやすい解説とクイズ問題
豊臣秀吉は、日本だけでなく外国の史料にもその姿が記録されており、その中でも特に指が6本あったことや、醜悪な容貌が特徴として挙げられています。
フロイス日本史(戦国時代末期、キリスト教の布教活動を行ったルイス・フロイスによる歴史書)では、豊臣秀吉の容姿が詳細に描写され、秀吉の身長の低さ(140㎝から150㎝程度)や目が飛び出た容貌、そして少ない髭が指摘されています。
また、朝鮮の資料にも豊臣秀吉の容貌を「猿のようだ」と表現しており、日本の国祖遺言(前田利家の伝記)では、豊臣秀吉が生まれつき右手に6本の指を持っていたこと、それが成人後も切り落とされずに残っていたことが記されています。
フロイスは、豊臣秀吉の政策やキリスト教に対する態度から秀吉を厳しく批判しており、その人物像についても否定的な評価を下しています。
豊臣秀吉は多くの肖像画が描かれていますが、いずれも右手の親指をかくすよう笏(礼服などを着るときに持つ細長い棒状の物)を持っています。
さらに豊臣秀吉は、自分が小柄であることに終生劣等感を抱いていたためか、肖像画はすべて顔を小さく、首から下を大きく描かせていました。
これも立てば大男になるようにみせるための豊臣秀吉の指示であったそうです。
豊臣秀吉の指は6本クイズ問題
【4択クイズ問題】
Q
豊臣秀吉の肖像画が描かれるとき、何をもって右手の親指を隠したでしょうか?
- A. 笏
- B. 杖
- C. 刀
- D. 扇子
【穴埋めクイズ問題】
豊臣秀吉は6本の( ① )を持っていたことや見た目の特徴が記されています。フロイスの日本史では、秀吉の( ② )や目の特徴、髭の少なさが指摘されています。朝鮮の資料では、秀吉を「( ③ )のようだ」と表現し、日本の国祖遺言では、生まれながらにして右手に6本の指があったことが述べられています。フロイスは、秀吉の政策とキリスト教への態度から厳しい批判を行っています。秀吉に関する肖像画では、秀吉が自身の体格に劣等感を抱いていたことが示唆されており、体を大きく、顔を小さく描くよう指示していたことが伺えます。
( )のことばを答えてみよう!
- 「豊臣秀吉」は何をした人?
- 「豊臣秀吉」の年表(生涯)
- 「豊臣秀吉」はどんな人物?
- 「豊臣秀吉」の死因
- 「豊臣秀吉」の性格
- 「豊臣秀吉」の戦い
- 「豊臣秀吉」と徳川家康の関係
- 「豊臣秀吉」の指は6本?→今ココ
- 「豊臣秀吉」の弟