「藤原道長」は何をした人？どんな人物？年表・政治・性格・エピソードまとめクイズ問題

「藤原道長」の家系図（子孫）とは？わかりやすい解説とクイズ問題
- 藤原道長の家系図（子孫）クイズ問題

「藤原道長」の家系図（子孫）とは？わかりやすい解説とクイズ問題

「藤原道長」の家系図（子孫）について、わかりやすく解説をのせてるよ。解説を読んだあとには、どの程度理解できたかチェックするために4択クイズと穴埋めクイズに挑戦してみよう♪

藤原道長は藤原兼家ふじわらのかねいえと時姫ときひめの間の五男として966年に生まれました。

藤原道長には兄姉がおり、兄には藤原道隆ふじわらのみちたか、藤原道兼ふじわらのみちかね、藤原道綱ふじわらのみちつな、藤原道義ふじわらのみちよしが、姉には藤原超子ふじわらのちょうしと藤原詮子ふじわらのせんしがいます。

藤原道長の兄姉たちはそれぞれ異なる役割を朝廷で果たしました。

藤原道隆は関白になり、藤原超子は冷泉天皇れいぜいてんのうの女御として三条天皇を産んだ重要な人物です。

藤原道兼は短命ながら関白を務め、「七日関白なのかかんぱく」と呼ばれるほど短期間で亡くなりました。

藤原詮子は円融天皇えんゆうてんのうの女御で、一条天皇の母となりました。

藤原道長は源倫子みなもとのりんしと結婚し、藤原彰子ふじわらのしょうし、藤原頼通ふじわらのよりみち、藤原妍子ふじわらのけんし、藤原教通ふじわらののりみち、藤原威子ふじわらのいし、藤原嬉子ふじわらのきしの六人の子供たちをもうけました。

子供たちの中には重要な地位に就いた者も多く、長女の藤原彰子は一条天皇の中宮となり、長男の藤原頼通は摂政・関白として活躍しました。

また、次女の藤原妍子も三条天皇の中宮となり、五男の藤原教通も後の関白として名を馳はせました。

また、藤原道長は源明子みなもとのめいしとの間にも子供をもうけ、藤原頼宗ふじわらのよりむね、藤原顕信ふじわらのあきのぶ、藤原能信ふじわらのよしのぶ、藤原寛子ふじわらのかんし、藤原尊子ふじわらのそんし、藤原長家ふじわらのながいえの六人の子供がいました。

子供たちはそれぞれが要職に就いたり、政治的に重要な役割を果たしています。

名前	関係	説明
藤原兼家	父	藤原道長の父、多くの子供を持つ
時姫	母	藤原道長の母、兼家の正妻
藤原道隆	兄	関白、定子の父
藤原超子	姉	冷泉天皇の女御、三条天皇の母
藤原道兼	兄	短命で関白を務め、「七日関白」と呼ばれた
藤原詮子	姉	円融天皇の女御、一条天皇の母
藤原道綱	兄	藤原道長の次兄、具体的な活動は詳細不明
藤原道義	兄	藤原道長の兄、具体的な活動は詳細不明
藤原道長	本人	摂政、多くの天皇の外祖父となる
源倫子	正妻	藤原道長の正妻、藤原彰子など6人の母
源明子	妾	藤原道長の妾、藤原頼宗など6人の母
藤原彰子	長女	一条天皇中宮、後一条天皇・後朱雀天皇の母
藤原頼通	長男	摂政・関白、後一条天皇と後朱雀天皇の祖父
藤原妍子	次女	三条天皇中宮、禎子内親王の母
藤原教通	五男	関白、後冷泉天皇皇后の父
藤原威子	四女	後一条天皇中宮、章子内親王・馨子内親王の母
藤原嬉子	六女	後朱雀天皇の妃、後冷泉天皇の母
藤原頼宗	次男	右大臣
藤原顕信	三男	右馬頭・僧
藤原能信	四男	権大納言
藤原寛子	三女	敦明親王女御
藤原尊子	五女	源師房の妻
藤原長家	六男	権大納言

藤原道長の家系図（子孫）クイズ問題

【4択クイズ問題】
Q
藤原道長の兄姉で、冷泉天皇の女御となったのは誰でしょうか？

この人物は三条天皇を産みました。

A. 藤原彰子
B. 藤原詮子
C. 藤原超子
D. 藤原妍子

正解はC. 藤原超子

【穴埋めクイズ問題】

藤原道長は（　①　）と時姫の間の五男として966年に生まれました。兄に藤原道隆、（　②　）、藤原道綱、藤原道義がおり、姉には藤原超子と藤原詮子がいます。道隆は関白を務め、超子は冷泉天皇の女御として三条天皇を産みました。（　②　）も関白を務め、「七日関白」と称されるほど短命でした。詮子は円融天皇の女御として一条天皇を産んだ重要な役割を果たしました。道長は源倫子と結婚し、（　③　）、藤原頼通、藤原妍子、藤原教通、藤原威子、藤原嬉子の六人の子供をもうけました。（　③　）は一条天皇中宮、頼通は摂政・関白、妍子は三条天皇中宮、教通も後に関白となりました。道長は源明子との間にも子供がおり、藤原頼宗、藤原顕信、藤原能信、藤原寛子、藤原尊子、藤原長家が生まれ、それぞれが要職に就きました。

（　　）のことばを答えてみよう！