「斎藤道三」の城とは?わかりやすい解説とクイズ問題


斎藤道三の城は本拠である美濃の地での道三の歴史を表しています。
まず、岐阜城(旧名稲葉山城)は岐阜県岐阜市に位置し、山城としての難攻不落の名声を確立しました。
1201年に二階堂行政が築城したとされ、斎藤道三が1539年に大改修を行い、その後の斎藤氏三代にわたる居城となりました。
織田信長による攻略後、信長が稲葉山城を岐阜城と改名し、天下統一の拠点として用いました。
鷺山城は岐阜市内、岐阜城の北西約3kmに位置する山城です。
鎌倉時代に築城され、斎藤道三が隠居後に移り住んだ城です。
この城から帰蝶が織田信長に嫁いだことも有名です。
斎藤道三と息子である斎藤義龍との不和の末、義龍によって道三はこの城から追放され、その後の戦いで命を落としました。
大桑城は岐阜県山県市にある山城で、斎藤道三が1542年に一度攻略し、1547年には再度攻めて土岐頼芸を城から追い出しました。
この城の戦いは、斎藤道三の美濃国内での勢力拡大を象徴する戦いの一つです。
川手城は岐阜県岐阜市にあり、土岐氏の本拠地でしたが、斎藤道三が土岐頼芸を追放し、自らが美濃国守護代となった後は廃城となりました。
川手城廃城後の町は織田信長の時代に岐阜城を中心に栄えるようになりました。
祐向山城は岐阜県本巣市に位置し、斎藤道三の孫である斎藤龍興が一時期避難した城ですが、1567年に織田信長によって攻略され、廃城となりました。
斎藤道三の城クイズ問題
【4択クイズ問題】
Q
斎藤道三が大改修を行い、その後の斎藤氏三代にわたる居城となった城は何でしょうか?

- A. 川手城
- B. 岐阜城
- C. 鷺山城
- D. 大桑城
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【穴埋めクイズ問題】
斎藤道三は美濃国の歴史において、複数の城を通じて重要な役割を果たしました。岐阜城は山城としての強固な防御力を誇り、道三が大改修を施した後、斎藤氏の三代に渡る居城となり、織田信長が天下統一の拠点として用いました。( ① )城は隠居後に道三が移り住み、息子の斎藤義龍との不和の末に追放されました。( ② )城は道三が攻略し、土岐頼芸を城から追放したことで、美濃国内での勢力拡大の象徴となりました。( ③ )城は道三が頼芸を追放後、自身が美濃国守護代になった頃に廃城となり、その後信長の時代に岐阜城を中心に栄えました。祐向山城は道三の孫が一時避難しましたが、信長により廃城とされました。
( )のことばを答えてみよう!
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